お知らせ

2018-12-03 21:00:00

12月に突入しましたね。

まずは心落ち着く写真をご覧になってください。

こちらは先日 行ってきました日本三景の一つ、京都の天橋立です。

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川から流れ込む砂や小石が堆積してできた天然の橋で、4000年くらい前からここにあるそうです。
天と地を行き来するために立てかけていたハシゴが倒れてしまってこうなったというダイナミックな伝説も。



さて、この近くに「真名井神社」というところがあるのですが、その辺りでは弥生時代の儀式のアイテムなど出土していて、古代からの祭祀場であったと考えられています。
境内にはその時代から使われていた立派な磐座(いわくら=祭祀のときに呼び寄せた神が宿る岩)があるとのことで、巨岩や古代のものが好きなわたしは旅の目的地のひとつに入れたのでした。

近くに観光スポットがあるのにとても静かな場所でした。
聖域と言われるほどだそうで、境内に近づくと空気が変わるのがわかるとか、磐座からすごいパワーを感じたり、畏れを感じたり、体調に変化が現れたりする方などいるみたいです。
わたしはそういうのは全然無いタイプなのでここにすごい体験談は書けないのですが・・・。

でも、祀られている神様の名前はちゃんとそこに記されているのに、わたしは自分が何に参拝しているのかよくわからない不思議な感覚になりました。

しばらくして、あの場所は「すべて」につながりやすい場所だったのかもと思うようになりました。

すべてというのは、森羅万象という言葉がぴったりだと思うのですが“宇宙に存在する万物やあらゆる現象”のことです。
そこら辺にある石ころから自然現象、無限の時空や次元までも含みますので、もしかしたらあの場所では、あの世といわれている世界から死者の魂を呼び寄せたり、どこか違う次元のすごい存在を呼んでお告げを仰いだり、遠い星の生命体と交流したりすることもあったりして・・・などと想像が膨らみます。

人々にとってはそこでつながるものはみんな神であったと思います。
古代日本ではこの世のすべてのものに神が宿っていると考えられていたようですが、もしかしたらあらゆるものとつながるこういう場所があったからこそそういう考え方が自然に起こったのでは?という気もします。

現代は色々な技術が進んで物事をある程度コントロールしたり、気に入らないものを望み通りに直したりできることが多くなってきてとても便利です。
でも古代の人みたいに、美しいものだけではなくて醜いものや恐ろしいものなども含めたすべてをこの世の大切な一部としてありがたく思って尊重する心を育むことの方が、本当は幸せへの近道なんだろうなと思いました。

2018-11-07 15:35:00
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先日、『日日是好日』(にちにちこれこうじつ)という映画を観てきました。
故 樹木希林さんが茶道の先生を演じていて、やさしさや厳しさ、強さやチャーミングな面などが自然と漂ってくるような佇まいが本当にすばらしかったです。
樹木希林さんは何年間も全身をがんにおかされていたそうですが、とてもそんな風に感じさせませんでした。

病気や年齢が人の可能性を狭めることはない、というのは、大道芸人のギリヤーク尼ケ崎さんの踊りを観たときにも痛感したのですが(※ギリヤークさんについてはこちらの記事をご覧ください。→『踊れるギリヤークさんと歩けないわたし』)
わたし自身は少しどこかが痛いだけでそこに大半の意識を持っていかれ、ちょっと体調を崩しただけで心が萎えてしまいますので、そんな状態で人前に出て踊ったり演技をしたりできるなんて一体どうなっているんだと思います。

多分、人がもともと持っている原動力というのはみんな同じもので、強さも一緒だと思うのです。
ただ、それを世の中に向けて表現するときに、身体の状態やその人の持つ価値観、さらに世間のルールやプレッシャーなどの色々なフィルターや障害物を経ると、強さも形も人によってそれぞれの状態になって表に出てきます。
ここで大事なのはそのフィルターや障害物を自分で選んだり取り除いたりすることもできるということだと思います。

病気にかかったりトラブルにみまわれたとき、それを自分の原動力を遮る障害物ととらえる人、原動力を増幅させる装置ととらえる人、まずその存在すら気にしない人・・・どれが素晴らしいとか優れているとかではないですが、同じ体験をしても生き方がそれぞれになりますね。

どういう生き方をしたいかという意思がしっかりしていると、トラブルや不調に完全支配されずにいられるんでしょうね。

ちょっと具合が悪いとすぐ人前になど出ていられなくなるわたしですが、樹木希林さんのあの平然とした生き方は見習いたいと思いました。

 

 

 

 

2018-11-03 14:00:00
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11月12日(月)、13日(火)、14日(水)、15日(木)はお休みです。

2018-10-01 14:00:00

10月2日(火)、3日(水)、4日(木)、13日(土)はお休みです。
よろしくお願いします。

2018-09-22 14:00:00
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以前、東北の震災の後のドキュメンタリー番組だったと思いますが、海の近くに住んでいる方が
「“食事のときには好きなものを一番最初に食べろ”と言われて育った。」
と話していました。
ご飯の途中で津波が来るかもしれないから、ということだそうです。

わたしも、札幌は台風とも地震とも津波ともゴキブリとも無縁の場所だなぁとすっかり平和ボケしていたところで今回の地震を体験し、
「好きなものを一番最初に食べろ」は他人事ではないんだなと思いました。

また、物流がストップし、お金を持っていても使う場所がないという状況を初めて味わったことで、
不便な中にも喜びを見出すことはできましたが、それでもやっぱりたくさんの選択肢から自分の好きなものを選ぶことのできる日常ってすごく幸せだったんだなと痛感しました。
そしてその日常が戻ってきた今、これが永遠に約束されているものではないんだということも身にしみます。

こういう災害の後には、被害が無かったり復旧の早かった地域の人たちが「楽しむこと」をなんとなく遠慮して自粛ムードが漂いますが、明日には自分が被災者になったり命を落とすかもわからないのですから、それこそ「好きなものを一番最初に食べろ」はすべての人に、どの瞬間においても言えるのではないでしょうか。
経済の活性化のためとか以前に、自分の人生の残り時間を考えたら、誰にも自粛してる暇なんてないのです。

わたしも、好きなものを食べ、やりたいことをやれる今を大切にしたいと思います。

 

※写真は根室にある「車石」です。マイナーなスポットですが雑念が吹き飛ぶ迫力でした。

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