お知らせ コラム

2018-09-22 14:00:00
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以前、東北の震災の後のドキュメンタリー番組だったと思いますが、海の近くに住んでいる方が
「“食事のときには好きなものを一番最初に食べろ”と言われて育った。」
と話していました。
ご飯の途中で津波が来るかもしれないから、ということだそうです。

わたしも、札幌は台風とも地震とも津波ともゴキブリとも無縁の場所だなぁとすっかり平和ボケしていたところで今回の地震を体験し、
「好きなものを一番最初に食べろ」は他人事ではないんだなと思いました。

また、物流がストップし、お金を持っていても使う場所がないという状況を初めて味わったことで、
不便な中にも喜びを見出すことはできましたが、それでもやっぱりたくさんの選択肢から自分の好きなものを選ぶことのできる日常ってすごく幸せだったんだなと痛感しました。
そしてその日常が戻ってきた今、これが永遠に約束されているものではないんだということも身にしみます。

こういう災害の後には、被害が無かったり復旧の早かった地域の人たちが「楽しむこと」をなんとなく遠慮して自粛ムードが漂いますが、明日には自分が被災者になったり命を落とすかもわからないのですから、それこそ「好きなものを一番最初に食べろ」はすべての人に、どの瞬間においても言えるのではないでしょうか。
経済の活性化のためとか以前に、自分の人生の残り時間を考えたら、誰にも自粛してる暇なんてないのです。

わたしも、好きなものを食べ、やりたいことをやれる今を大切にしたいと思います。

 

※写真は根室にある「車石」です。マイナーなスポットですが雑念が吹き飛ぶ迫力でした。