お知らせ

2018-04-06 17:00:00
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今回はわたしたちのからだに必要不可欠な呼吸についてお伝えしたいと思います。

施術中にお客さまから
「ストレッチのとき、呼吸はどうしてたらいいですか?」
と聞かれることがあります。

ヨガやエクササイズでは
「息を吸いながら○○してください。吐きながら△△してください。」
など誘導されたりしますね。

わたしはどうかと言いますと、施術のときの呼吸はお客さまにお任せしています。

施術がすすんでいくと呼吸は勝手にどんどん深くなっていくので、自然にしていればそれでいいと思うからです。
(あと、お客さまが眠っているからというのもあります。)

たまにきついポーズになったときに「うっ」と息が止まることもあるかもしれませんが長時間にはなりませんし、止めた分そのあとは自然と大きな呼吸になって一気にからだの力も抜けるのでそれはそれで気持ちがいいですよね。

また、指圧のときにもお客さまの呼吸が急に深くなりはじめるときがあって、苦しかったところが開通したのがわかります。
おだやかな呼吸や寝息が聞こえてくるとこちらまでやすらかな気持ちになります。


さらに深いリラックス状態に入ったお客さまは、ものすごく遠い星から空気を吸い込んでいるかのような力強く大きな呼吸になっていくこともあります。
このときにはわたしの頭の中に「生命力」とか「共鳴」という言葉が浮かんでくるほどで、大きな安心感と幸せに満たされる感じがするのです。




間違いなく、リラックスした呼吸にはその場にいるひとまでくつろがせる力があります。
それだけ呼吸は、命の強さや存在感をストレートに示すものだと思います。



いま、深呼吸をしてみてください。
どんな感じですか?

わたしは施術の際の集中力を高めるために仕事の合間などに呼吸に意識を向ける時間をとっているのですが
呼吸は毎日様子が違っていて、すごく気持ちよく深呼吸できる日もあれば、なんだかうまく吸えないときもあったり、もう吐けないのにまだ息が残っている感じがしたり、呼吸が全然気持ちいいと思えないときもあります。

うまくできないときはどこかに疲れがたまっていたり、ちからが入っていたりするときです。
そうやってじぶんの状態をチェックすることができますし、よく観察しながら呼吸を続けていくと楽になっていきます。
頭をからっぽにできたり、からだの緊張が抜けたり、何かひらめいたり、肌がげんきになったり、色々な効果が期待できるお手軽なセルフケアなのでおすすめですよ。


呼吸にもいろいろなやり方があるので、そのうち呼吸のレッスンもお店でできるようにしますね。