お知らせ
もし自分のからだに宿っていたのが他の魂だったら、このからだはどうなっていたか?
と考えたことはありますか?
そんな暇人はわたしだけでしょうか。
話は変わりますが
わたしは長時間椅子に座っていると右の股関節がなんとなく痛くなってくるというのがたまにあります。
座っていられないほどのものではないけれど気になる、地味な不調です。(これが北海道弁で言う“いずい”っていうやつでしょうか?)
股関節から膝やスネの方まで痛くなってくるときもあります。
いつも右側と言うことは、片寄った身体の使い方をしているということなので、何が悪いのかはっきりさせたいとずっと思っていました。
とは言え映画を観たり長距離バスに乗ったりするような時だけの痛みなので、その滅多にない機会に少しずつ自分の身体を観察してきました。
膝を組んで座るのは良くないというのは皆さんご存知だと思いますが、わたしもそれをたまにやってしまうのでやらないようにしました。それでも股関節が痛くなります。
では左右のお尻に均等に体重をかけていないのかと思って気を付けてみましたがそれでも痛くなります。
あとは座っているときに上半身が左右どちらかに傾いていたりねじれていたりしないようにまっすぐ座るようにしました。それでも同じでした。
長時間座ることがたまにしかないのでわたしの研究はなかなか進まず、わからないまま過ごしていました。
ですが先日ついに解決のときを迎えました!
座っているときに右足の親指にわずかに力が入っていて(指が上に向かって反っている感じ)ほんの少し床から浮いているのに気が付いたのです。
もしかして座るときいつもこうだったの・・・?
そこで親指の力を抜いて床につけるようにしたところ・・・それだけでスネから股関節までの力もフッと抜けて不快感が無くなったのです。
これか~!
と思って非常にすっきりしました。
それで冒頭の話に戻るのですが、もしわたしのからだの持ち主が他の魂だったら、きっとからだの使い方は全然違って、座るときに右足の親指に変な力を入れて股関節を痛くすることはなかったと思うのです。
目つきや顔つき、立ち方や身のこなし、もっと言うと疲れ方も違うし、さらに長い目で見ると将来かかる病気も違ってくると思います。
最近いらしたお客様が
「同じ職場で同じ仕事をしているのに、どうして肩が凝る人と凝らない人がいるのかな」
とおっしゃっていました。
体質もあると思いますが、同じ作業をするにも人によってからだの使い方が違うということですよね。
もしもその、肩がガチガチの人となんともない人が魂を交換してしばらくお互いの身体を使って仕事をしたら、ガチガチの肩だったほうのからだはほぐれていき、なんともなかった方のからだはだんだん肩こりになっていくかもしれません。
こんな風に考えると、実際に魂を取り替えることはできませんが、自分の魂のあり方によってからだが変化することもあるんだろうと思えてきます。
マッサージでは先にからだの方に働きかけますが、施術で背筋が伸びたり視界がクリアになると新しい物の見方や考え方をしやすくなりますので、やはりからだと魂の関係を感じることができると思います。
施術が終わった後はからだの使い方に変化が起こるかもしれません。そういった変化にもぜひ注意を向けてみてください♪