お知らせ
最近、読書が進みます。
読書の秋も良いですが、札幌の今くらいの気候もちょうど良くて集中して読める気がします。
そういうわけでここに載せる記事も全然考えていませんでしたので
今日は最近読んだ本の中から、心のケアにつながる内容をご紹介しようと思います。
人は生まれたばかりのときは五感だけで世界を感じ取って、次に快とか不快などの感情を持つようになり、そしてその次に何をしたらどうなるのかの判断が下せるようになる。つまり「感覚」→「感情」→「思考」の順で心が育っていく。
みたいなことが書いてある本を読みました。
その本によると
悩んでいる人は「感情」と「思考」にかなり心を費やしているそうです。
だから、あれこれ感じたり考えたりする前の段階である「感覚」を意識する時間を増やして、「感情」と「思考」に使う時間を減らすことは心を癒すことにつながるとのことでした。
確かに
小さな頃は手で砂場の砂を掘ったり、お風呂のお湯で遊んだり、水たまりに足を突っ込んだり、棒で何かをつついたり、毎日身体中で色々なものを感じていたと思います。
そして知恵や知識がついてくるにしたがって、起こったことについてあれこれ思ったり、時間がたってからも何度も思い出して感情をぶり返したりする時間が多くなりますね。
その本はマッサージとは関係のない内容のものでしたが、
マッサージを受けて身体だけでなく心も癒される理由が、これでなんとなくわかる気がしませんか?
施術を受けていると
指で押される感触に自然と意識が向いていきますし、さらに自分の呼吸の出入り、マットに預けている自分の身体の重みなども感じるようになって頭が空っぽになり、「感情」や「思考」から離れた時間を過ごせるのです。
起きているか寝ているかわからない状態になる方もいます。(これは脳がすごくリラックスできている状態だそうです。)
そして施術後に
「なんか・・・すごく幸せです」などおっしゃる方々もいますので
確かに心の癒しになっているのだと思います。
これは自分の意識の使い方次第で自分の心を癒すことができるということですよね。
五感に意識を向ける方法は色々ありますので、ぜひご自分に合ったやり方でそういう時間を過ごすようにしてみてください。
そうは言っても、日常の中ではテレビやスマホなど誘惑が多いので、自力で静かな時間を過ごせない方はマッサージを予約して
ある意味強制的に、暗く静かで余計な物のない空間で過ごすのはおすすめです。
さて
これからやってくる裸足の季節に人気のメニューは足裏の角質除去です。
足裏を優しくゴシゴシされる刺激はもちろん心地よく、何より終わった後に裸足で床を歩いてみたときの感触はとても新鮮で
かなり「感覚」に心が向かうと思います♪
体験してみてくださいね。
今回ご紹介した本のタイトルも気になる方はぜひお申し出ください。