お知らせ
以前の記事で
「足に多めにたまっている水分を使ってコリを柔らかくすることができる」(わたしの推測)
というお話をしました。
(2017/5/6の記事→なぜタイ古式は足から始めるのか?)
今日は同じく
足にたまった水分を追い出したらどうなるかを
お客様の施術のときの様子を踏まえてもう一度考えてみます。
アジアンタイフーンにはフットマッサージ(ひざ下のオイルマッサージ)のメニューがありますが
受けたことのある方は、施術が終わったときに
「寒っ!!」
って思ったことはありませんか?
オイルマッサージなのでしばらくひざ下をさらけ出した状態でいますし
施術中に眠ると少し寒くなるというのもあると思うのですが
見たところ足のむくみがひどい人ほど
施術後に急に寒さを訴えることが多いんです。
足のマッサージをすると
足にたまっていた水分が上半身に向かうというのは以前お伝えしましたね。
その水分で上半身が少し冷やされることになるんです。
これはもともとそこまで足がむくんでいない人は感じにくいかもしれませんが
すごくむくんでいた人は移動する水分量が多いので
急に上半身が冷やされて
「寒っ!!」
と感じやすいんだと思います。
逆に足元がポカポカしてくるのは
今まで足を冷やしていた水分がほかの場所に移って足の冷えが和らいだから
と言えると思います。
「マッサージを受けて身体がポカポカになるはずなのに、寒くなってしまうなんて・・・」
とがっかりしないでください。
寒くなると同時にトイレに行きたくなる人も多くて
身体を冷やす余分な水分を外に出したら
寒さは落ち着いてきます。
ここからはおまけです。
必要な水分は体内にとどまって
身体のコリをふやかす、とわたしは考えていますが
これは例えるなら
乾物を水に浸けて戻した状態や
片栗粉を水に溶いた状態で
この状態で受ける全身マッサージの指圧・ストレッチは
炒めて全体に熱を通してみずみずしい状態に仕上げる
料理のようなものだと思います。
(料理をあまりやらないわたしが偉そうなことは言えないのですが。)
そして本来
水も熱も程よく入ったそのみずみずしい状態が
コリもむくみもない
人の身体の正常な状態なんだと思います。
そういうわけなので
ぜひフットマッサージは全身マッサージとセットで受けてみてくださいね♪