お知らせ

2017-05-06 18:56:00

タイ古式マッサージでは足からスタートして徐々に上半身に移っていき頭まで

じっくり時間をかけて施術します。

 

初めてのお客様は120分以上のコースがあることにびっくりしたり

「辛いところだけひたすらやってほしい」

とおっしゃる方もたまにいます。

 

時間が無いときや

とりあえず今の辛さだけ和らげたいという場合は

部分的にもみほぐすやり方でも良いと思います。

 

ですが

身体を長い目で見て改善していくつもりなら

部分だけで考えずに全身をケアすることをおすすめします。

 

 

それでは

どうして足から始めると思いますか?

 

 

わたしがタイ古式マッサージを学び始めたときに

ネットや本などで調べたら

 

『心臓の負担にならないように、心臓から遠い足からスタートする』

『足のマッサージはリラックス効果が高いので、まず力を抜くために足をほぐす』

『身体の筋肉のうちの70%が脚にあるから、脚をほぐすのが全身をほぐす近道』

 

他にもありましたがだいたいこんな感じの説明が多く見られました。

 

どれも、なるほどって思いましたが

なんかフワッとした感じで

わたしには100%の納得はできませんでした。

 

 

今日はこの問題を自分の言葉で説明してみたいと思います。

 

 

まず

わたしは解剖などして身体の中のコリを実際に見たことはありませんが

コリというのは

「使いすぎた部分がカラッカラに干からびてカッチカチになった状態」

とイメージしています。

 

使いすぎて干からびる、というのは

適当に言っているわけではありません。

 

 

立ちっぱなしや座りっぱなしだと足がむくんでくるように

使わないところには水がたまってくるんです。

 

 

だから逆に

使いすぎると水分がたくさん出ていってしまい

干からびるということです。

 

 

 

それでは

干からびた状態から戻すにはどうしたら良いでしょうか?

 

 

 

水分が必要ですよね。

 

 

その水分をどこから持ってくるかと言うと

もともと人の身体の中にあるのでそれを使います。

 

 

水は重たいので

だいたい下半身に多く集まっています。

 

 

 

それで足からマッサージをすると・・・

 

 

足にたまっていた水分が身体の他の部分に移動して

干からびたコリがふやかされて(北海道では「うるかす」って言いますね。)

柔らかくなるというわけです。

 

 

 

もともと自分の中にあるもので

自分を癒すことができるんですよ♪

 

 

 

 

以上はわたしの勝手な考え方なので

信じるか信じないかはお任せします。

 

ですが色々な方に施術をしていると

この解釈で合点のいくことがたくさんあるのです。

 

 

もし良かったらセルフケアするときにも

お役立てください。