お知らせ

2018-03-20 17:45:00
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前回は、じぶんの境界線についてお伝えしました。
※2018/3/17の記事→『魂が大きすぎて困惑した話』

通常、まわりとじぶんを区別する境界線は肉体だと認識していると思いますが、わたしたちの本体が肉体ではなく魂のほうだと考えると、境界線が変わってくる、というか境界線は無いのかもしれないという内容でした。


今回はわたしたちの肉体のなかの、部位の境界線についてお伝えしようと思いますが、これも上記と同じことが言えるのです。


まず、指と甲の境界線を考えてみましょう。
実際に指や甲などをさわってみながら読めばわかりやすいと思います。
指は水かきくらいから指先までかなという印象ですが、骨で見ると指は甲のほうから始まっているのがわかりますし、筋肉で見ると指を動かしたときに腕のどこかの筋が動きますよね。
そう考えると指と甲どころか腕との境界線までわからなくなります。

お客さまともたまに、どこを背中と呼ぶのか、どこからどこまでが腰なのかという話になったり
「今指圧しているあたりは肩ですか?首ですか?」
と聞かれたりします。

また、肩甲骨のあたりを背中だというひともいれば、肩だというひともいます。
どちらでもあると思いますし、肩甲骨は腕でもあると思います。
肩甲骨をさわりながら、肩や腕を動かしたり、背中をツイストして確かめてみてください。

これらのことは白黒はっきりさせる必要もありませんし
けっきょくはすべてがつながっていて、ひとつの肉体を構成しているのです。



タイ古式マッサージは1回の施術で足の裏から頭までじっくり時間をかけておこなうのが特徴です。
お尻を指圧したときに足先まで効いてるのを感じたり、肩や首を指圧したときに頭に響いたり、脇を指圧したときに指先までツーンときたり、肉体の部位がバラバラではなく、影響し合っているのを感じることができると思います。
また、終わった後の全体的なスッキリ感から、ぜんぶのプロセスに意味があることがわかると思います。

タイ古式マッサージを受けると、からだの部位のみんなに連帯感を持たせることができるのです。
連帯感を高めたからだはスムーズに動きますよ。
なにかと忙しく、がんばりどきの年度末こそぜひ受けてみてくださいね。