お知らせ
先日、上野の国立科学博物館で開催中の『古代アンデス文明展』に行ってきました。
愛嬌のある土偶のようなものや、器に描かれた絵など、コミカルでフフッてなるようなかわいいものが多くておもしろかったです。
何体かミイラが来日していました。
乾燥している地域はわりと自然にミイラができるようで、(ミイラをつくる技術もあったようですが。)そのまま家に置いて着替えさせたり食事を与えたりしてともに生活する例もあったそうです。
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でもたしかに、死者の身体が腐らずに綺麗な状態で残る気候にいたら、亡くなった人が生き続けているように見えて、死に対するイメージが日本に住むわたしたちと全く違うものになるのは当然のことですね。
日本の気候だと死者の肉体は腐って朽ち果てていくので、死や死体を忌み嫌う考えが強かったり、生と死の境目がもっと濃いように思います。
気候の違いによって生まれる文化や考え方の違いは、何が正しいとかおかしいとかではなく自然なことであって、とても興味深いと思いました。
過去の記事で何度か書いていますが、人は自然界の影響を受けて絶えず変化しています。
冬の身体は省エネモードで、秋までに蓄えた栄養やエネルギーを少しずつ使って活動しています。また、防衛する力も身体の奥の方に潜っているそうです。
ですから無理して夏と同じように活発に動く必要はないのですが、「冬の鬱」という言葉もあるように、寒くて日照時間の少ない季節は気分が落ち込んでくる人も多いようです。
先日いらっしゃったお客様が施術後に
「さっきまでは『雪が積もってこれから嫌だな』と暗い気持ちだったけど、身体が軽くなったら前向きな気持ちになってきました。」
とおっしゃっていました。
丸まった背中をシャキッとし、身体をポカポカにするだけで明るい気持ちになれますね。
気持ちがふさぎ込んできたらタイ古式マッサージでリフレッシュを♪